現役ライターが推薦!Webライティングのおすすめ本3選

ますます需要が高まるWeb業界でのライター職ですが、高いレートで取引ができる稼げるWebライターはまだほんの一部です。

誰でも稼げるライターになりたい。でも、そのために必要な要素はなんでしょう?
簡単に言ってしまえば、それは「高い専門性」と良記事を書ける「スキル」です。

高い専門性を身につけるには、中長期的な経験や学習、投資が必要ですが、良記事を書くためのライティングスキルは、習得する近道があります。

Webライターの花道は、Webライター初心者〜中級者の方が、稼げるWebライターにステップアップするために役立つ近道をご紹介していきます。

第1回目は、現役ライターが推薦するWebライティングのおすすめ本3選をご紹介します。

 

文章は書く前に「8割」決まる

まず1冊目は、稼げるWebライターの「心構え」を習得するための書籍です。

「文章は書く前に「8割」決まる」


本書の著者は現在売れっ子ライターとして活躍しており、もともと文章を書くことが苦手だったライターさんです。そんな背景も手伝い、初心者でも共感できる稼げるライターになるための心構えが紹介されています。

フリーライターは、職業柄ついつい内向きな生活になりがちです。

しかし、文章という形で多くの人にアウトプットする立場であるのですから、本来は外向きの心構えを持つことが欠かせない感性だな、と感じさせてくれる1冊です。

 

この書籍で参考になる章

この本でぜひ読んでいただきたいのは、チャプター3ルール20の「「読み手」を意識する」の章です。

どのコンテンツにも、その記事を読んで欲しい「ペルソナ」や「ターゲット」と呼ばれる読み手が存在します。これって当たり前のことですが、当たり前のようでWebライターのほとんどが実践できていないことです。そして、簡単なようで簡単ではない。

さらには、記事を依頼してくださる企業の8割はこの一番重要なペルソナやターゲット(読み手)について事前に詳しく教えてくれることはありません。

このチャプターの書き出しにも、「誰に読ませたいのか。これがはっきりしないと、文章を書く目的を達成することは難しい。逆にいえば、誰に読ませたいのかが明確であれば、文章は書きやすい。」とあります。

ぜひ、取引先から記事の依頼を受けた時にあなたから質問してみてください。

「読み手はどういった方をターゲットにしていますか?」
「ペルソナについて教えてください」

この一言があるかないかで記事の質はもちろん、書き出しも楽になりますし、出来上がった内容が依頼側の目的から大きく外れることはありません。

ルール25までは、特に読み込んでいただきたい心構えです。
徹底的に読み手の立場になって記事を書くテクニックについて書かれています。

ルール24の小見出しに「読ませたい相手は誰なのか、徹底的に想像してみる」とあります。売れる商品を開発するマーケティング担当者、訪問数の多いサイトを生み出すコンテンツ会社もまずこれに時間をかけ、消費者や読み手が何を求めているかを深く理解することから始めています。

企業での就業経験がない方は、一度目を通して学んでおくと、記事の品質だけでなく、取引先とのやりとりもスムーズになるのはないでしょうか。取引先との良好な関係作りも稼げるWebライターの必要条件です。

 

Webライティング実践講座 ニュースリリースから商品説明まで

Webライティングの実践で使える「テクニック」が詰まった1冊です。

「Webライティング実践講座ニュースリリースから商品説明まで」

Webライティング実践講座 ニュースリリースから商品説明まで

数あるWebライティングに関する書籍の中からこれをおすすめする理由は、わかりやすい、納得できる、実践で本当に使える、この3つです。

Webライティングの書籍は初心者にとって聞きなれない用語が多く、それだけで理解に苦しんだり、どの場面で実践して良いのかわからないものが多かったりします。でも、この書籍には、そういったストレスがありません。

 

この書籍で参考になる章

特に、初心者の方に読んでいただきたいのは第1章 基礎編の1.1〜1.7(補講含む)までです。

どんなことが書かれているのか、簡単に内容をご紹介します。

・見出しの重要性と書き方
・Webライティングの文章構成
・無駄のない文章を書くための文章の削り方
・ソーシャルメディア向けコンテンツ戦略

内容だけを見ると、ほかのWebライティングの書籍と大きく変わるところがないような印象を受けるかもしれませんので、もう少し具体的にご紹介します。

たとえば、第1章 1.2「起承転結は「転」から考える」では、文章を「起」から書き始めるのではなく、「転」から考えるというテクニックを紹介しています。

一般的なライティング関連書籍では、これを「起」からではなく「結」から書くと解説しているものが多いです。しかし、実際に、結論から書いてみると、日本人の私たちには違和感があると感じたライターさんもいるのではないでしょうか?

この書籍では、納得しきれていなかったもやもやを解決してくれ、さらに具体的なテクニックを紹介しています。Amazonのプレスリリースの事例は腹にストンと落ちた、特に納得度が高いものでした。

Webライターの永遠の課題である、見出しの重要性やテクニックについても、実践ですぐに使えるテクニックが紹介されています。

第1章の1.3「見出しは3種類しかない」では、SEOを意識した見出し、読者の興味を刺激するための煽り見出し、コンバージョン後の要約見出しという新たな観点から3つの見出しのテクニックを紹介しています。

SEOの知識がまったくない方でも「SEOを意識した見出しの作り方」を読めばすぐに実践に活用できるでしょう。

第2章の実践編では、文章の型と作例を読者の購買ステップ別に紹介しており、実際に記事を書くときに簡単に応用できるのがこの書籍の最大の魅力です。

 

記者ハンドブック

最後に、教科書代わりに使えるハンドブックをご紹介します。

「記者ハンドブック」

共同通信社が発行する1956年が初版の歴史ある書籍です。

記者ハンドブックという名の通り、新聞記者や通信、放送業界のプロが愛読する1冊です。

本のタイトルにたじろいでしまいそうですが、業界のプロだけでなく一般人にも十分読みこなせる内容です。

学校の授業で学ばなかったビジネス仕様の日本語の基本について、こと細かに解説されています。単純におもしろいと思える日本語情報がたくさん詰まっていています。

ライターに求められる日本語の基礎知識はこの書籍にほぼ網羅されているといっていいでしょう。
全部に目を通すことは難しいので要所のみを熟読し、そのほかは辞書として使っていただきたい1冊です。

いろいろな記事のライティングをしたり、Web記事を読んだりしていると、いつの間にか目に入っている悪文に引っ張られて、理想的な日本語が書けなくなってしまうこともあると思います。

そんな時にも役立つのがこの記者ハンドブックです。

 

この書籍で参考になる章

P.10の「記事の書き方」では、文章構成や、どんな文章が望ましいのかといったことが簡潔に書かれています。
日本の出版者が推奨する良記事の特徴とは?一見、難しいことを要求されそうなイメージがありますが、実はこんな内容が書かれています。

・簡潔で濃厚な文章
・文はなるべく短く
・主語と述語の関係ははっきりと
・主語と述語はなるべく近づける
・箇条書きを取り入れる

Webライティングでも基本となる文章の書き方ですね。

P.115 「書き方の基本」では、読みやすい文章を書くためにどういった用語を選ぶことが望ましいか、また、正確で分かりやすい文章を書くための句読点、引用符の使い方について具体的に解説しています。

P.525の「記事のフォーム」では、日時の書き方、漢数字の使い分けや数字の書き方、計量単位の使い方、P.607の「資料編」では、紛らわしい会社名や外国地名の正式なカタカナ読みの一覧が記載されています。

この本は、ライター人生で一生モノとなる1冊といってもいいでしょう。
Webライティングでは、取引先のスタイルガイドに沿ってライティングをすることが鉄則ですが、スタイルガイドに記載されていない場合や、正しい日本語の書き方に迷ったときにこのハンドブックを頼りにしてください。

まとめ

稼げるWebライターにステップアップするために読んでいただきたい書籍3選をご紹介しました。

この3冊は、良記事を書くためのテクニックだけでなく、我々にとってのお客様であるクライアントや読者が求めるWebライターの常識やスキルも盛り込まれています。

稼げるWebライターになるために、まずこの3冊を自分への投資に購入してみては?

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