フリーライター 進藤 真由美さん

ネクストアドで活躍中の現役ライターに、収入、やりがい、夢などについてインタビューするこのコーナー。
今回は、子育てをしながらネクストアドや地元企業からの取材ライティングなどを行うほか、ご自身でサイトを立ち上げて自分史作成を請け負うなど、精力的に活動中のフリーライター進藤さんを直撃しました!

【プロフィール】
■年齢:36歳
■ライター歴:約6年
■居住地:広島県
■得意ジャンル:製造業系、不動産関連、エンタメ系、自分史など
■一日当たりのライティング時間:8時間
■ライターとしてのおおよその月収:20万円
■実績:
じぶん銀行
※上記ほか数本のコラム執筆
ひろしまけんおうはっけんおうこく
※コンテンツ構成・制作を担当
【広島】入野きのこセンター
※ライティングを含むWebサイト制作を担当
・書籍「一歩前へ!」
※編集を担当
Fanimal

 
【目次】

 

遠回りをして、なかなかたどり着けなかったライター道

進藤さんには、現在、住宅関連の案件を中心にライティングしていただいています。
お話を伺うなかで、ライターとして活動するだけでなく、ライティングを通して興味を持ったさまざまな事業を立ち上げて運営されていることが発覚!
そんなバイタリティあふれる進藤さんに、ライティングのこと、育児との両立など、さまざまな質問をぶつけてみました。

プロライターキャッチ
そもそも、ライターになったきっかけは何だったんでしょうか?
進藤さん
結婚・妊娠して、それまでのCADオペレーターの仕事を辞めたことが直接のきっかけです。
プロライターキャッチ
ずっとCADオペレーターの仕事を?
進藤さん
いえ、新卒の頃はJAで広報担当をしていました。文章を書いたり、写真を撮ったり…やりがいのある仕事だったのですが、JAでは全社員に保険の営業ノルマがあってそれが嫌だったことと、入社から数年が経ってそろそろ異動になりそうだと感じたため、クリエイティブ系への転職を考え始めたんです。
プロライターキャッチ
クリエイティブ系というと?
進藤さん
本当は、出版や編集、Web系などのザ・クリエイティブな仕事がしたかったのですが、そういった業界に対し自分の中で「不確かな仕事」というイメージが拭えず、2番目にやりたかった仕事である「CADを使った設計の仕事」を目指しました。
  
仕事が終わった後にスクールに通ってCADの資格を取得したまでは良かったのですが、直後にリーマンショック。製造業界が大きな打撃を受けたため、募集は少なかったですね。それから短期間に2~3回の転職を繰り返しました。
その後、友人が役員をしている会社にCADオペレーターとして採用されましたが、結婚・妊娠を機に退職しました。
プロライターキャッチ
それでライターの道へ?
進藤さん
妊娠中、改めて「自分が本当にやりたいクリエイティブなことを仕事にしよう」と考えるようになったんです。さらには、主婦業の片手間ではなくちゃんと本業として取り組もうという決意と、「子どもに誓ってお仕事をがんばろう」という思いを込め、1月1日付で開業届を出しました。ちなみに、出産日は1月3日です(笑)
プロライターキャッチ
クリエイティブということでいえば、カメラの資格もお持ちとか…?
進藤さん
はい。「フォトマスター検定準1級」です。JA時代に上司からカメラを勉強するようにいわれて本格的にカメラを触るようになったのですが、子どもが生まれて一眼レフのカメラが欲しくなり、主人を説得するためでした(笑)
プロライターキャッチ
行動派ですね!

進藤さん
自宅近くにある「道の駅」に集まる子どもたちを撮影して、母親たちに写真データを販売するというビジネスを考え、そのためには一眼レフが必要!という口実で資格も取ったんです。本当に実行するつもりだったのですが「やっぱり、プロのカメラマンには叶わないよな…」と尻込みしてしまい、実現しませんでしたが(笑) 
でも、その名残で、開業届で提出している屋号は「pasha-pasha(パシャパシャ)」なんです。

 
 

ライターの月収が10万円に届かない下積み時代が長かった

現在は、フリーライターとして月収20万円以上の収入を安定的に得ててるという進藤さんですが、最初から順風満帆とはいかなかったようです。
ライターとして軌道に乗るまでの道のりについて聞いてみました。

プロライターキャッチ
ライターとして、最初に受けたお仕事はどんな案件だったか覚えていますか?
進藤さん
はい。まだランサーズなどもなかった頃で、「@SOHO」でライティングの案件を探して応募していました。 
最初のお仕事は、SEO用のキーワードライティングで、キーワードさえ入っていればどんな内容でも良いというものでしたね。単価も1本400文字で100円とかでした。 
「今日は10本書いたから1,000円のおこづかいがもらえるぞ!」みたいな世界で、すぐに「これは違うな」と思いましたが、最初は、自分のライティングが世間に通用するのかどうかもわからなかったので、そんなスタートでしたね。
  
そのうち、単価の高い案件も通るようになって、クライアントに評価していただけるようになると自分でも欲が出てきて、少しずつ報酬が増えるようになってきました。
プロライターキャッチ
フリーライターとして一人立ちできたと感じたのは、どの辺りからですか?
進藤さん
初めての案件を受けたのが6年前ですが、軌道に乗ったなと感じたのは本当につい最近ですね。 
それまで、単価の低い案件に時間を取られてしまったり、報酬の良い取材案件には子どもが小さくて手が出せなかったりと、月の報酬が10万円に届かない時期がけっこう長かったので。
プロライターキャッチ
今までで印象に残っているお仕事はありますか?
進藤さん
以前、Web制作会社からのお仕事で、さまざまな企業様のオフィシャルサイト内のコンテンツ全般のライティングに3年ほど携わっていたことがあり、厳しく原稿チェックをしていただいてフィードバックしてもらえたのは、とてもいい経験になりました。 
ライティングするために商品やサービスについてじっくり調べてメリットをPRするので、そのなかで気になったものは自分でも試したりしています。
プロライターキャッチ
へえ~!たとえば、どんなものを試されたんですか?

進藤さん
太陽光発電の発電機とかですね。数年前、国が太陽光発電で発電した余剰電気をすべて買い取るという制度※があったのですが、その時に公庫から500万円単位で融資を受けて発電所を作りました。これは今も稼働しています。

※太陽光発電の余剰電力買取制度

プロライターキャッチ
えっ、スケールが違いますね!私もライティングした商品を試してみたいと思うことはよくありますが、食品や飲料、化粧品のレベルですよ…
進藤さん
昔から、行動力はあるんです(笑) 
ほかにも、民泊関連のライティングをしていて感化され、アパートを1室借りて貸し出していたりします。最初はお客さんとの英語のやりとりが苦手だったんですが、最近、慣れてきて、子どもの卒園式では、外人の保護者の方と英語で話したり…。
プロライターキャッチ
すごいですね~!お子さんは、いま6歳なんですか?

進藤さん
はい、この春、小学生になります。 
子どもが保育園に入るまでは子どもが寝ている間に仕事をしていたので、早く寝てくれなくてイライラしたこともありました(笑)。保育園に入ってから仕事量も安定してきたように思います。 
幸い、主人が家事・育児に協力的で、保育園の送り迎えも主人が担当してくれています。子どもが病気になると保育園に預けられなかったり、案件のスケール感を見誤ってしまったりして、土曜日も主人に子どもを見てもらって仕事をすることもあります。

 
 

署名での仕事を増やし、いずれは著書を持ちたい!

プロライターキャッチ
ライターとしての「やりがい」は何ですか?
進藤さん
自分の文章がお金という形で評価してもらえて、誰かの役に立っていると思えることです。 
JA時代の知り合いの方を通して地元の事業者様からお仕事をいただくこともあり、地域への貢献も少しはできていると実感できるのはうれしいです。
プロライターキャッチ
得意なライティング分野で「自分史」を挙げられていますが、依頼が来るものなんですか?

進藤さん
自伝堂」ですね。数は少ないですが、依頼はありますよ。 
もともと、インタビュー後の素材を受け取りライティング業務のみを受けていたのですが、書き進めるなかで「もっと、ここが知りたいのに!」と思う点が多かったので、自分でWebサイトを立ち上げて最初から最後まで請け負うことにしたんです。

 
■自伝堂

http://jidendo.net/
 
プロライターキャッチ
そのバイタリティはどこから来るんでしょう?見習いたいです。 
では、最後に、ライターとしての今後の目標や夢を教えてください。

進藤さん
現在、ネクストアドさんからよくご依頼をいただいている不動産関係の記事を充実させるために、宅地建物取引士の資格を取得することです。
  
将来的には「進藤に書かせたい」とご指名がいただけて、個性のある文章も書けるライターになりたいですね。無記名記事は無個性が基本ですが、それだと自分の意見が入れられないので少し寂しいですよね。  

あとは、いずれ自分の著書が出版できたらいいなあという漠然とした目標もあります。 
ライティング以外では、カメラの資格も「準1級」ではなく「1級」を取得したいですね。


 
 
――進藤さん、ありがとうございました!

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